これまでの仮面ライダーの中で、主人公が物語の最中に死んだっていうシリーズが実はいくつかあるんです。
今思い出せるのは3つあります。
その一つが仮面ライダークウガでした。
それが衝撃の18話。
一回見たはずなのに、どうなっちゃうんだっけ!!
どきどきでした。
さて、続きがどうなったかというと・・
26号との戦いの中で、猛毒を受けて苦しみだし、関東医大病院に運び込まれた五代雄介。
妹のみのりちゃんや沢渡桜子さんも、病院にかけつけます。
心配でしょうがないけど、今まで大丈夫だった五代雄介は「死なないっ」て信じる2人。
そして、五代雄介がよく言っているように、みのりちゃんと桜子さんは病院を離れ、自分の場所で頑張ることに!
このシーンだけで、とっても胸が熱くなるんですよ〜。
苦しんでいる五代を見ながら、頑張ろうとする2人になぜか自分も励まされ、オレも頑張るゾ!!っていう感じになっちゃいます。
しかし、急に様態が悪化し、心肺停止に!
ここで18話が終わり。。。
どうなっちゃうの!!
五代雄介を最初から見てきた関東医大病院に勤める司法解剖専門医師の椿秀一は心臓マッサージを繰り返すが・・・、
同僚がもう止めるように言うことで、やっと手を止めることに。
五代雄介の信じられない死を受け入れるんです。
この時の絶対死なせないぞ!って頑張った椿さんの気持ち。
しかし、その時、希望の光が指します。
桜子さんが古代文字の暗号を解読し、五代は死んでいるんじゃなく、眠っているので起こさないようにする必要があることを見つけ出します。
そうか!仮死状態だったのか??!!
ああ、安心した!!!
この関東医大病院に勤める司法解剖専門医師の椿秀一を演じた大塚よしたかさんにとって、五代が死んで、生き返った19話が一番思い出深い回だそうです。
コチラの動画。
15分47秒から大塚さんのコメントがあります!
いや〜、その気持分かりますよ。
もう大塚さん、恐らく、本当に椿になりきっちゃってたはず。
医学的に興味の対象だった五代と何度も触れ合うことで友情が芽生えてきたんでしょう。
彼を助けたいと本当に思っていたんだと思います。
この18話と19話は衝撃的でした。
話も半ば前に主人公が死んじゃうんですから。
それを一生懸命助けようとした椿さん、
そしてそれを演じた大塚さん
恐らく本当に一体化してたんでしょうね。
自分が覚えている主人公で物語の途中で死んだのは3人。
(でも、忘れているだけで、まだいるかも・・)
一人が五代雄介。
もう一人が仮面ライダー龍騎の城戸真司
最後に仮面ライダーゴーストの天空寺 タケル
仮面ライダーゴーストの場合は初回でいきなり主人公が死んで、そして、ちょっと微妙な表現ですが生き返ります。
龍騎の城戸真司はラスト2話目(48話)で死んでしまう。
城戸真司の場合は、最終回で別の話(?)として出てきますが、物語としては生き返りませんでした。
クウガの場合は確かに死にました。
しかし設定が良すぎる。
体温程度でしか有効じゃない毒物が、体温低下することで体への影響を抑え、その間にお腹のベルトが毒素をやっつけることになったという理屈。
なるほど!
この毒が効果を持つ温度設定をしていたというのがミソでした。
何事もなかったように、復活する五代。
この回も良かったですよ