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意外と良かった仮面ライダー響鬼!いまさらですが評価した

8月に入ってから、お盆休みで遠出をしたり、通勤中の移動時間中に、10日間ぐらいの間に仮面ライダー響鬼を全編見なおしました!

 

全48話

こんな短期間に見るのは初めてです。

 

なぜ、こういうことになったのかと言うと、実は実は、響鬼はこれまで全部観たことがなかったんですね!

最初から見てなかったことも有り、太鼓のバチで敵を叩き続けて倒すとか、ラッパやギターを鳴らして敵をやっつける・・、

こんなシーンに実は耐えられませんでした

 

とは言いつつも、こういうブログを始めたこともあり、今回改めて仮面ライダー響鬼を見なおしたということです。

早速、今回短期間で全編を観た上での、いまさらながらではありますが、自分なりの評価を書いておきたいと思います。

1.「仮面ライダー響鬼」は素直に良かった!

全編見終わって感じたことは、

素直に「良かった!!」

と感じたこと。

 

仮面ライダー鎧武の時は、ちょっときつかったですね。

仲間だった「ミッチ」が嫉妬心から、裏切りに走ってしまう。

自分の兄を殺してしまう・・・、

そんなシーンがあり、なかなか子供向けとしてはキツイストーリーでした。

 

それに平成ライダーになってからは、理由はさまざまですが仮面ライダー同士の戦いが定番になっています。

 

そんな平成ライダーの中で、この仮面ライダー響鬼で良かった点は、

  • 仲間の絆
  • 自分の成長
  • 生き方とは

ということをドラマの展開を通じて考える機会となったこと。

 

 

これらは最近の仮面ライダーでは感じにくい内容だったと思います。

 

ほんと、子供達にもしっかり見せたいと思いましたし、良かったですよ!

 

それでは、もう少し詳しく自分の感想を書き出してみます。

 

 

2.仮面ライダー響鬼で感じた「仲間との絆」

2−1 ライダー達は組織化されている

特に平成ライダーは複数の仮面ライダーが出てきて、互いに戦うというシーンがよく出てきます。

 

しかし、仮面ライダー響鬼は魔化魍(まかもう)と呼ばれている敵を仲間とともに倒し続けるという設定になっています。

 

仮面ライダー響鬼で特徴的なのは、仮面ライダー達は組織化されている点。

 

ライダー達は魔化魍を倒すために昔からある(と理解しましたが)任意組織に属しています。

 

そして、ライダー達は魔化魍を独自に探しだしたりします。

また、出現した情報があれば、仮面ライダー達が倒しに行きます。

 

ドラマの中では、複数のライダー達で対象範囲を割り当てたり、ローテーションを組んで、魔化魍退治を続けています。

 

他のライダーシリーズは、自然発生的なグループで敵を倒すという構図になっていますよね。

しかし、仮面ライダー響鬼の場合は、組織化したチームとして動いているのが、他の仮面ライダーのシリーズとは違っています。

どっちかというと、戦隊モノかウルトラマンに出てくる地球防衛軍のような感じでした。

 

なので、敵を倒した後等は、互いに「お疲れ様!」って声かけをしています。

まるで、職場のような感じですね。

これも面白い感じでした。

 

 

2−2 魔化魍によって効く技が違う

仮面ライダー達はそれぞれ得意技があります。

 

メインで出てくるライダー達と技は・・・

  • 響鬼(ひびき):和太鼓のばち→ばちで叩く
  • 轟鬼(とどろき):ギター(弦)→ギターの音をかき鳴らす
  • 威吹鬼(いぶき):ラッパ→ラッパを吹き鳴らす

という感じ。

 

魔化魍はバチで倒せるが、ギターでは倒せない・・というようなものも。

そのため、出てくる魔化魍によって、出動するライダーが変わるという話になっていました。

必殺技がきかないライダーは戦うことで相手を弱らせるまで。

本当に倒すのは、効き目のある技をもつライダー。

 

ということで、組織的な戦いも展開していました。

そういう意味でも、チームとしての絆が見られていました。

 

2−3 弟子と師匠の関係

あとでもう少し触れますが、ライダー達はドラマ内では「仮面ライダー」と呼ばれることは一度もありませんでした。

そういう意味では、最新作の「アマゾンズ」と同じ。

 

仮面ライダーという名前はついていますが、彼らの存在はあくまで「鬼」

仮面ライダーになるのではなく、鬼になるという概念です。

 

で、この鬼になるには師匠のもとに修行を行うことが必要なんです。

 

ドラマ内では、

  • 轟鬼は斬鬼(ざんき)という師匠に付き
  • 若い威吹鬼は修行中の天美あきら(ドラマでは中3〜高1の設定)を弟子とし
  • 響鬼は2人の高校一年生の男の子を弟子にする

というシーンがあります。

 

特にドラマの最中に死んでしまう斬鬼と轟鬼の師弟関係は強い絆で結ばれており、感動のシーンが何度も出てきます。

 

響鬼が轟鬼を連れて修行に出て行く場面では、まだ弟子をとったことが無かった轟鬼を鍛えていく物語も展開し、師弟関係の絆や成長がたくさんの回で描かれていました。

これがとっても心地よいというか、番組を清々しいものにしてくれ、見てて本当にすっきりしました。

 

 

3.人としての成長が描かれる

3−1 安達明日夢くんの成長

ドラマは魔化魍を倒すライダーの物語と、それに絡みながら一人の少年として成長していく安達明日夢(あだちあすむ)くんの成長の物語の2つが展開していきます。

 

この明日夢くんがとってもかわいいというか、素直に頑張ろうっていう姿勢をもっているというか、とってもいい子で描かれています。

この明日夢くんの成長をライダー達や周辺の出演者皆が見守り、成長を助けるというシーンが多数出てきます。

 

響鬼達との交流により、人としての強さとは優しさとは・・・ということ気付かされていきました。

響鬼に憧れ、自分らしく鍛えていこうと決意し、そして最終的には鬼になるという目標から、人を助ける医者になるという道を自分で見つけ、頑張っていこうという決意をするということで話は結末を向かえます。

 

子供を持つ親として、この明日夢くんの成長を思わず一緒に見守ってしまいました!!

 

 

3−2 弟子を持つ鬼達の成長

弟子を持つことで自分自身の弱さに向かい合い、成長していったのが、若い天美あきらを弟子にもった威吹鬼。

 

修行中になかなか鬼になれないことに焦りを感じていた天美あきらを上手くサポートできず、師匠としての資格が足りないと悩む威吹鬼

 

そんな威吹鬼を斬鬼が殴りつける!というシーンも。

「お前はもう師匠なんだ!!」

というセリフはぐっと胸に来ましたね!

 

 

3−3 自立する弟子

そして師弟関係では、偉大な師匠から自立する姿が描かれた轟鬼の成長も感動でした。

 

最終的には戦いの中で師匠の斬鬼が死んでしまうんですが、その斬鬼から独り立ちしようとする轟鬼の成長も、また感動の場面でした!

 

こんな感じで、仮面ライダー響鬼では人としての成長をいろいろな角度から見せてくれました!!

 

4.人としての生き方

これは響鬼の生き方を通じて、安達明日夢くんが悩む部分でした。

最初は強さを持った響鬼に憧れ、響鬼のように人を助けることができる強い人になりたいと思うことから物語の中ではストーリーが展開していったように思います。

 

自分の弱さを強く反省したり、倒れていたおばあさんを一生懸命に助けようとしたり・・

 

そういう中で、ドラマに出てくる同い年のライバル的存在の桐矢京介に触発されて、一旦は鬼を目指すことに。

 

しかし、医者になるという目標を持ち、鬼になることを止めることに。

 

でも、響鬼の弟子としてこれからも生きていくことを決意するんですね。

 

 

人のためになる人になろう!っていう思いは、明日夢くんが響鬼にあった最初の方からあったんでしょうね。

 

「鬼になることは、鬼になにならないこと」(響鬼が明日夢に言ったセリフ)

「鬼にならなくても、鬼として生きることはできる」(斬鬼が轟鬼に言ったセリフ)

など、

「生きるとはどういうことか」ということも考えさせられました!!

 

これも、単純に悪と戦うというコンセプトの他のシリーズとは一線を画している部分だったように感じます。

 

 

まとめ

ということで、ちょっとだらだらを仮面ライダー響鬼についての評価を書き連ねました。

改めてまとめると、仮面ライダー響鬼は個人的な評価としてはとても高かったということです。

 

これは、仲間との絆、成長、生き方、という部分について考え、感じるシーンが多かったことから、そのように評価したように自己分析しています。

 

特に絆という部分では、ワンピースに通じる部分もあるかな・・とも思えました!

 

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実は仮面ライダー響鬼については、今回書いた内容以外にもいろいろ感じたり、考えたりすることがありましたので、引き続き記事を追加してみたいと思います。

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