仮面ライダーアマゾンズの映画3部作がアマゾンプライムで公開されています。
しかし、評価を見るとこの3部作ともに「酷評」の嵐!!
仮面ライダーアマゾンズのシーズン1、2は決して悪くない、というか、これにハマったのが自分です。
そういう方も多かったはず。
しかし、総集編の映画になると、
「編集が雑とか」なんとか・・・っていう最悪の評価ばかり・・
そして、仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判に至っては、あのデビルマンと同程度とも言えるような悲しい評価が・・・
自分も最後ノ審判を見た直後は同じような感想を持ち、しばらくはアマゾンズを自分の中で封印していました。
しかし、アマゾンプライムで映画3部作が見える状態になっていて、どうしても、もう一度再確認したく、アマゾンズ映画3部作を一挙に見ました。
そして今回は・・・
改めて見たアマゾンズ3部作の感想をメモしておきます。
劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1覚醒では、第1話の冒頭のシーンからスタート!
ひえ〜、、、
最初に見た衝撃が蘇りました!
あのおどろおどろしさ、
そして、怪奇性
暗い画像・・
もうアマゾンズの世界そのものでした。
編集の粗さを酷評するコメントが多かったものの、個人的には良かったと感じました。
本編のシーズン1のスピリットはそれほど失われていなかったはず。
確かにシグマのシーンが完全にカットされており、全く出てこなかったことはちょっと残念でした。
それでもストーリー的にはカットされていても大丈夫だったかと思います。
マモルが三崎さんの腕を食っちゃったシーン
水澤悠が「人間を食べちゃいけない理由は無い!」っていうシーン
最後の仁と悠の戦うシーン
七羽に癒やされる仁のシーン
どれも、まさにシーズン1でしたよ!
⬆ 雰囲気ありすぎのアマゾンアルファです。。ただし、値段高すぎ!
確かに編集の関係で、飛び飛びになっている感は否めませんでしたが、
それでもシーズン1を思い出すには十分だったと思いますし、
初めてこの映画で仮面ライダーアマゾンズに触れた人は、きっと本編のシーズン1が見たくなるんじゃないでしょうか?
酷評だったので、期待せずに見たのがよかったせいでしょうか?
このSeason1覚醒は自分の中では合格点
ありでした!
そして続いて劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻
千翼(ちひろ)とイユの物語
感想と言えば、一言・・・、
「あまりに、せつなかった」ですね!!
最後まで生きようとした千翼ですが、
仁と悠と千翼の三つ巴の戦いで千翼は命を落としちゃうんです。
しかし、最後4C部隊に銃で乱射されても死なない千翼は不死身状態!
そりゃ、危険すぎる!!
早く死んでもらわないといけない存在だったと
寂しいかな、改めてそう思いました・・・
しかし、最後ノ審判では、劇中で千翼には誰も触れることが無く、彼はあたかも無かったような存在でしたので、Season2で活躍する千翼の姿が清々しいぐらいでした。
劇場版では、イユの家族が殺されるシーンは回想シーンの一部ぐらいで
シーズン2本編での最悪のグロシーンはカットされていました。
それと、仮面ライダービルドでは万丈龍我 / 仮面ライダークローズを演じた赤楚衛二くんが黒髪で登場。
演技がなかなかフレッシュで良かったです。
今回、改めて見たこの仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判でしたが、映画館で見た、むなしいぐらいのがっかり感は不思議とありませんでした。
これって不思議でした。
アマゾンズを踏襲した世界感、ストーリ展開だったかと、
改めて見ても、劇場で見たような同じようながっかり感を感じるかと思いましたが、実際はこれはこれ
この最後ノ審判を自分の中では評価してしまいました。
最後の最後の橘局長のあのシーンですら、自分の中では受容される思いでした。
ムクが変身したリスアマゾンズの着ぐるみ感はやっぱり駄目でしたが、映画館のスクリーンで見た時のがっかり感はなかったですね。
今回は最初から期待しないで見たのが良かったのでしょうか?
正直にいうと、このような感想を持った自分に一番驚いていますし、
この映画はやっぱり仮面ライダーアマゾンズだった!と改めて感じたところでした。
生きること・死ぬこと、善と悪、その境が曖昧すぎる世界観が描かれました。
実はアマゾンプライムには最後の審判公開前に行われた舞台挨拶とイベントが合体したイベントがあり、これも見ることができています。
仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後の審判スペシャルイベントAtoZです。
こちらはレンタルビデオでも借りれるんですかね??
冒頭のアマゾンズ達のアクションがカッコよすぎ!
イベントで途中脚本を担当された高橋悠也氏らが出てきて、トークをする場面があります。
実はこの高橋氏が、偉そうに(ゴメンナサイ!)喋っているのがチョー気になってしかたがありませんでした!!
お前らが俺の(?)最後ノ審判を駄目にしたのに、その自覚があるのか!!
っていう気持ちだったんです。
全出演者が命をかけて(というぐらい)の意気込みでこの映画に向かっていたのに、脚本と演出が悪すぎて、作品がダメダメになった!!という思いが強かったんです。
そのために、彼らの罪は重い!と思いながら、この映像を見終わりました。
この脚本を担当した高橋悠也さんって、仮面ライダーエグゼイドの脚本を担当した方。
おいおい、ゲームがモチーフだったエグゼイドの脚本家が、最後の締めくくりの映画にしゃしゃり出てきて、アマゾンズを作っちゃだめでしょ〜!!っていう憤り
しかし、今回、最後ノ審判を見終わった時、これはこれで十分だったというように思い直したんです。
3部作+部隊挨拶編の合計4本をほとんど一挙に見てみて、仮面ライダーアマゾンズが仮面ライダー史上 最も異色なシリーズであったことは間違いなく、さらに怪奇性や問題提議的な点で、一線を画していたことは間違い無いと強く、強く感じました。
そして、映画館で見た時に酷評してしまった最後ノ審判を改めて見てみて、その価値を改めて感じ直した理由をもう一度考えてみました。
一つは3部作全体が酷評されていたことを知っている中で改めて見るにあたり、期待感を持たずにニュートラルに冷静になって物語を見ることができたということが一つの要因だったように思います。
もう少し詳しく言えば、「期待せずに見た」ということが悪い評価をしなかった原因だったかもしれません。
前回の記事にも書きましたが、最後ノ審判は相当な期待を持って見に行きました。
しかも、自分の住む市では上映館が無いため、隣の市までわざわざ移動して見に行ったというわざわざ感が非常に強かった分、期待度が200%以上あったんです。
それが、期待とちょっと違う方向だったことから、自分の中の評価が大きく下がったのが最後ノ審判でした。
今回は期待せずに映像を見たことから冷静にストーリーに入っていけたのだと感じました。
それと、今回はスマホで見たため、画面が小さかったんです。
劇場のような大きなスクリーンで映像を見るには、絵がいまいちだったかもしれません。
それが小さな画面で見るにはほとんど気にならなかった、という感じもしました。
そのため、一層ストーリーに入れたのかもしれません。
ということで、
この映画、仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判が特段ひどかったという訳ではなく、自分自身の状態の影響を大きく受けたというのが、今回見た映画への感想の変化の原因だったと自己分析しています。
鷹山仁役の谷口さんは、イベントの時に
「時代を作ろう!作りたい!」
って言っていました。
ツイッターにも書き込んでましたね!
しかし、これはさすがに言い過ぎでしょ!って思いましたが、
改めて見ると、
いや、、この仮面ライダーアマゾンズで一つの時代を作ってしまったと思いました。
ということで、映画館で見終わった後、本当に酷評してしまった仮面ライダーアマゾンズ最後の審判でしたが、
今回、アマゾンプライムで閲覧できる状態になったアマゾンズ3部作を改めてみた感想を書き連ねました。
改めて見直してみると、どのシリーズも酷評されていた割には、自分の中ではどの作品も「あり」 でした。
これは自分自身が一番驚いた結果でしたが、アマゾンズの何たるかに再度触れる機会となり、シーズン1の初回を見た時の衝撃を改めて思い起こす機会でした。
特に最後ノ審判は、正直言うと「もう見ることはないだろう!」って
以前書いた記事、そう書いたのですが、
改めて見た時に、それなりの感慨深いものを感じました。
この3部作の映画については、やはり酷評する人はそれなりにいますが、
自分の場合は今回見てよかった!っていう気持ちです。
今回、この最後ノ審判を改めて見る機会がなければ、仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判は、おそらくいつまでもいつまでも自分の中で最悪の駄作というレッテルのままだったでしょう。
それが今回、払拭されたことは自分にとっては価値あることでした。
気になる方とアマゾンプライムが見れる方は、是非3部作と舞台挨拶編の仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後の審判スペシャルイベントAtoZを見ることをおすすめします。
その後、改めて感じたことを大切にしてもらえたらいいんじゃないでしょうか??
この機会にアマゾンプライム・ビデオを見たくなった方はこちらからどうぞ!