仮面ライダージオウ最終回をどう評価する?

平成最後の仮面ライダーとなった「仮面ライダージオウ」は2019年8月25日で最終回を迎えました。

第48話では、ツクヨミがまさかの「仮面ライダーツクヨミ」に変身して、一体最終回はどうなるのか??とも思いましたが、こういう形で終わることになるとは?

今回の仮面ライダージオウとその最終回については、人によって全く感じ方も感想も違うと思いますが、私なりにこの最終回についてどう感じたのかを書き連ねてみたいと思います。

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1.仮面ライダージオウの最終回はちょっとせつない・ハッピーエンドだったか?

戦いを終え、人々を守るために新世界を創造したソウゴ。。

そして、全てが終わり・・

時間はさかのぼり、物語が始まる前の状態に戻った。

その世界には、以前の世界にいるはずがなかった、ツクヨミやゲイツ、そして、オーラとウールがソウゴが新しい世界に。

しかし、そんな風に変わったことを誰も知らない・・・

主人公たちが命をかけて戦ったことを、誰も知らない世界になった。

というところが、仮面ライダービルドの最終回で桐生戦兎と万丈龍我だけが、元のままの状態として存在し続けたという、少し切ない、でも爽やかな最終回と同じものを感じました。

そして、何事もなかったような別の世界が始まってしまった・・というのは、仮面ライダー龍騎の最終回を思い起こさせました。

命をかけた主人公たちの今までの戦いを誰も覚えていない・・。

視聴者としてはなんとなくその寂しさがありつつも、新世界で新しい将来を切り開いていこうとするソウゴ以外は新しい役回りを受けた面々も生き続ける世界。

それにしても、新しく創造された世界では、ツクヨミにゲイツ、そしてオーラとウールが同じ学校の生徒に!

これはソウゴが希望した世界として作られたのかもしれませんね。

平成最後の仮面ライダージオウの最終回は、このような終わり方でした。

2.仮面ライダージオウ最終回でまさかの展開!

しかし、第48話ではツクヨミが仮面ライダーツクヨミに変身してしまう衝撃のラストシーンで終わったのですが、最終回でもまさかの展開がありました。

最終回も最後まではらはらさせられました!

壊れたライドウォッチをおじさんが直していた

まさかの最初の一つがコレ!

壊れてしまったライドウォッチ・・。

食事をし終わった後、戦いに出かけようとしたソウゴに手渡すため、おじさんが取り出してきたのが、ライドウォッチが入っているケース。

そこにはきれいになっているライドウォッチが全て並んでいた!

自分を含めて視聴者としては、「えっ?」って思ったはず!

そこに、さりげなく、自慢気に順一郎さんが言いいます。

「おじさん、時計屋だから、直せない時計はないからさ!」

実は時計以外もいろいろなものも直しちゃったおじさんでしたが、

ライドウォッチも時計って言いきちゃって、本職のプライドをかけて、直しちゃったこのかっこいいセリフにしびれました!

ツクヨミがまさかの裏切り?!

地球上の人々を守るために門矢士が立てた作戦。

それが、ツクヨミがライダーになることで世界を救うこと。

しかし、ライダーの力を手にいれたツクヨミがまさかの裏切りでスウォルツ側に付いてしまった・・

まさに、まさかの出来事!!

しかし、オーマジオウになってスウォルツを窮地に陥れ、まさにスウォルツの世界に逃げようとしたところ、仮面ライダーツクヨミがスウォルツを背後から一突き!!

2重のまさかでした!

実の兄を殺してしまうことに!!

ここ最終回の中の1シーンでさらっと話が先にすすんでしまっていますが、まるで、仮面ライダー鎧武で、ミッチーが兄の呉島貴虎を手にかけしまうシーンとダブってしまいました・・・。

ゲイツも死に、そしてツクヨミも消えてしまった・・・

そんな感じで、衝撃的な最終回となってしまったのです!

声を荒げてオーマジオウになったソウゴはそのままオーマジオウになるのか?

ゲイツが死に、その怒りでオーマジオウになってしまったソウゴ。

声をあらげ、人が変わってしまったような感じ!

オーマジオウは圧倒的な強さを見せます!

しかし、ソウゴはそのままオーマジオウの力に飲み込まれてしまうのか・・・

一瞬そのような不安を覚え、ハラハラさせられました!

ソウゴはオーマジオウとやりとりをしていた!

最終回のシーンでは、ソウゴがオーマジオウのソウゴと対峙する場面が。

王座に座る人物は変身したオーマジオウではなく、ソウゴでした。

しかし、光で顔が見えず・・・。

王になることを諦めた若き日の自身に、「面白かったぞ!」と語りかけ、そして消えていきました。

ソウゴは2度ほどオーマジオウに戦いを挑みました。

そして、最終回では最後にオーマジオウとも戦い、ソウゴが勝つのではとも思っていました。

しかし、これもまさかの展開でした。

3.仮面ライダーディケイドがやはり重要な役割を担った!

仮面ライダージオウと平成ライダー10周年作品となった仮面ライダーディケイドは「時間」と「別のライダーの世界」という2つの似通った要素がありました。

そのため番組が始まる前から、ジオウはディケイドとのつながりがかなり強いものになり、仮面ライダーディケイドが番組内でも重要な役割を果たすことになるのではと予想していました。

しかし、ここまで仮面ライダーディケイド=門矢士が物語に大きな影響を与える存在として登場し続けるとは、当初は予想もしませんでした。

仮面ライダージオウでは、平成ライダー10作品目と20作品目の非常に強いコラボ作品だったように感じました。

しかも、仮面ライダーディエンドの海東大樹も門矢士とセットで登場。

最終回にもしっかり登場しましたね!

自身も「準レギュラー化した海東大樹」とツイートしていました!

最後の世界が修復される様子を門矢士と海東大樹の2人が見守るシーンは、仮面ライダージオウではなく、仮面ライダーディケイドでした!

良かったぞ!! 

ディケイド、ディエンド!!(拍手)

4.仮面ライダージオウは難解だったが、ありがとう!

仮面ライダージオウは難解でしたね!

うちの小学生の子どもがポツリともらした感想を別の記事で紹介しましたけど・・

最後はスウォルツが一番悪いヤツだったことがわかるんですけど、それまでは時間は交差する、一番の敵もクルクルと変わり、話の展開が複雑でした。

しかし、王様になりたい!っていうちょっと変わった主人公のソウゴが、人々を守るために、仲間を信じ、力をあわせて一緒に戦っていく姿に清々しさを感じました。

大変もうしわけないのですが、直近の2作のビルドやエグゼイドは、話の展開がかなりくどく感じてしまったことと、登場するキャラが濃すぎてイマイチ感情移入しずらかった

という感じで、ストーリーにイマイチ入り込めませんでした。

確かにこのブログでも、ほとんど記事にしませんでしたから・・ね。

しかし、仮面ライダージオウは出演者達が演じたキャラはどれも個性的でしたけど、誰もが魅力的でした!

それに、最後まで先が読めない展開に、次はどうなるのか??と毎回期待させられたシリーズだったと感じています。

ということで、最近の仮面ライダーシリーズではしっかり観ることのできた番組でしたし、平成最後のライダーとして、ありがとう!と言いたい。

そして、出演者の皆さんもこういうツイートを

ついでにコチラも

5.仮面ライダージオウ後日談が楽しみ

8月25日に仮面ライダージオウの後日談らしい「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」 が2020年初春に期間限定で上映されることが発表されました。

これは相当楽しみ!

見ないといけませんね!

しかし、最終回で気になったことがあるんです。

新しい世界にツクヨミは存在するのに、スウォルツは居なかった

2人とも前の世界では消滅してしまった存在。

しかも、2人とも別の世界の存在だったわけですが、一方は新しい世界の存在となった。

もうひとりのスウォルツは少なくとも最後のシーンで描かれることはなかったんですね。

そこで、こう考えました。

もしかしたら、ソウゴ達の周りにいなかっただけで、スウォルツもどこかに存在しているのかも。

事実、ウォズはそのままの存在でしたからね。

新しい世界にも存在していたスウォルツが前の世界の記憶を蘇らせ、そして、ソウゴ達の前に再度立ちふさがってくる・・

例えばそんなストーリーもあるのか??とか

6.それにしても仮面ライダージオウで残念だったのが・・

それにしても最後まで残念だったのが、平成ライダー最初のシリーズの仮面ライダークウガの主人公を演じたオダギリジョーさんの出演が無かったこと。

恐らくスタッフの皆さんはオダギリジョーさんに出演のオファーをしたと思います(いや、そう信じたい)。

しかし、いろいろな都合でそれが叶わなかった・・、と信じたい。

平成ライダー2作目の仮面ライダーアギトの主人公津上翔一を演じた賀集 利樹さんは別のシリーズで友情出演してくれたこともあり、仮面ライダージオウにも出演しました!

それに平成ライダー主人公を演じた中では、誰もが認める人気俳優の一人になった佐藤健さんは、別の映画で出演してくれました!!(しかもウラタロスで)

最初から叶わぬ希望とは思っていましたが、返す返すもオダギリジョーさんの姿を平成最後のライダーシリーズで観ることができなかったのが残念でたまりませんでした。

しかし、今後、どこかのライダーシリーズか映画で姿を見たいものです。

まとめ

2019年8月25日に放送終了した平成最後の仮面ライダーシリーズとなった仮面ライダージオウの最終回を見ての感想を書き連ねました。

初めて見た時の、『何で顔にライダーなのかよ!!ふざけすぎじゃね〜かよ〜!!』と心で叫んでしまったジオウのビジュアルの衝撃を今、まさに思い返していました。

しかし、平成ライダー最後の作品となった仮面ライダージオウは、きっと多くの人にとって大事な作品になったことでしょう。

少し時間が立ったころに、もう一度みなおしてみたいと思っています。

きっとその時は今と違う感想を持つんでしょうね!

さて、来週からはいよいよゼロワンが始まりますね。

な〜んとなく、エグゼイドに近いものを感じてしまって、個人的にはあまり期待できないんですけど、どんな展開になるのかある意味楽しみではあります。

さて、今度からはゼロワンの記事を時々書いて行きますね!

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