仮面ライダー555の俳優とストーリーの評価


立て続けに過去の平成ライダーシリーズ全作品を見続けているところです。

8月の響鬼につづいて全編を見たのが仮面ライダー555です。

 

俳優陣については、あの人が出ていた・・とか、「えっ!!」っていう風に実はいろいろありました。

 

それに仮面ライダー555のビジュアルを見た時に、「目でかっ!!」っていうのと、「ファイズって読めないし!!」っていう最悪の第一印象があったものの、物語にはどんどん引き込まれていき・・。

 

ということで、俳優さんと仮面ライダー555のストーリーの評価を一気に書き留めていきます!!


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1.仮面ライダー555の俳綾について

1−1 綾野剛が出ていた

出演者に「綾野剛」とあるのに気付き、おお綾野剛も出ていたんだ!!っと、どこで出てくるのかを気にしながら見ていました。

 

すると、出てきた出てきた・・・。

 

かなり若い頃の出演だった感じですね。

 

最初に出てきた時、滑舌悪くで本当に綾野剛??って思いましたが、本人でした。

 

敵のオルフェノク役。

ゲームのように人を殺してしまう、凶悪なオルフェノク。澤田。

しかし、人間を捨てきれない・・

でも、いやなヤツでした。

 

1−2 新・科捜研の女で集合

主人公の乾巧を演じたのが半田健人さん。

ぱっと見た感じは、HEROの時のキムタクっぽい感じ。

ぶっきらぼうだけど、実はいいやつを演じました。

仮面ライダーファイズフォトブックCD1 乾巧(CCCD)

 

仮面ライダーに変身しないんだけど、ライダー側の仲間でめちゃくちゃいいやつ菊池啓太郎を演じた溝呂木賢

 

最初はオタクか何かでちょっとやばい性格かと思いましたが、純粋な心の持ち主で愛すべきキャラを演じました。

仮面ライダーファイズフォトブックCD3 菊地啓太郎(CCCD)

 

そして、オルフェノクとなってしまったものの、人間とオルフェノクの共存を願って奮闘した木場勇治を演じた泉政行さん。

仮面ライダーファイズフォトブックCD5 木場勇治(CCCD)

 

 

この3人は、(私は見たことが無いですが)「新・科捜研の女 第5シリーズ」で揃って共演しています。

こういうのって同窓会っぽくて、楽しかったでしょうね。

 

 

1−3 実は亡くなっていた・・

仮面ライダー響鬼で立花日菜佳を演じたのが神戸みゆきさんが24歳で亡くなっていたのを記事を書く時に調べて知って愕然としました。

 

コチラの一番最後の記事で紹介

⇒ 評価の低い仮面ライダー響鬼のつっこみどころと気になるポイント

 

実は今回、この記事を書くためにいろいろ調べていたところ、仮面ライダー555にも出ていた泉政行さんも亡くなっていたことを今頃知り、結構ショックでした。

 

亡くなったのは35歳だったそうです。

なぜ亡くなったのか、病名などは伏せられているようです。

 

泉政行さんは、オルフェノクと人間の共存を願って頑張った木場勇治を演じました。

もともととっても温厚でとっても紳士な性格の木場勇治は誰にでも好かれるキャラクターでした。

しかし、オルフェノクになってしまった直後、大切にしていた恋人に裏切られ、思わず殺してしまう・・・。

その後も苦悩しながら、一生懸命頑張る役を演じました。

 

まだ若かったのに、残念でした。

 

 

2.ベルトが重要な役割を果たした仮面ライダー

この仮面ライダー555で最も特徴的だったことは、ベルトが重要な役割を果たしたことでしょう。

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実はいろいろな人が555のベルトを使って仮面ライダー555に変身しました。

主人公の乾巧以外でも、敵役も555のベルトで仮面ライダー555に変身したりしました。

 

555のベルトでいろんな人が変身してしまったので、これが原因で乾巧ともスレ違いが・・
乾匠と木場勇治が戦わざるをえないシーンがたくさん出てきました。

 

それと、カイザ、デルタのベルトも出てきて、争いにもなりました。

 

 

3.草加は最後まで嫌なヤツだった

仮面ライダーシリーズで最も嫌なキャラは村上幸平さんが演じた 仮面ライダーカイザに変身する草加雅人 でしょう。

仮面ライダーファイズフォトブックCD4 草加雅人(CCCD)

 

登場シーンは大学でテニス部と乗馬部の部長をやっている完璧な俺様キャラ。

しかも、嘘つき、

 

「何かな?」って上から目線でいうセリフを聞くたびに、

『こいツ!殺す!!(ウソです)』って感じたのは、自分だけじゃないはず。

 

でも、最後は死んじゃうんだよね。

しかも555変身した木場に首の骨を折られる・・というシーンが。

結構残酷でした。

死んでしまった人間を悪くいうのも何ですが・・、それでも嫌なヤツでした。

 

村上幸平さん自身は決してそんなキャラではないでしょうけど、恐らく他の番組で観ても絶対草加をひきずってしまうでしょう。

 

 

4.死なない剣、死んでいく555

もう一つのストーリー上での仮面ライダー555の特徴は、出演者がどんどん死んでいくというところでしょう。

 

仮面ライダー剣では、死んだと思った橘さんは生きていたし、所長も生きていました。

物語の中での重要な2人は死ななかったんです。

 

しかし、このこの仮面ライダー555は後で記事にする仮面ライダー龍騎と同じで、愛すべきキャラの出演者がどんどん死んでいきました。

 

 

オルフェノクだった長田結花 、そして草加雅人

レギュラー出演で、物語においても重要な役割を果たしました。
それにスマートブレイン社長の村上峡児も途中で死んでしまいます。

 

それに、物語の重要な役割を果たす流星塾生も次々に死んでいきました。

 

龍騎も出演者がどんどん死んでいきましたが、恐らく555の方が多いんじゃ??
特に長田結花が死んでしまう44話、45話は本当に切ない

仮面ライダー史上もっとも切ないシーンじゃないでしょうか??

 

思わず涙が出てしまいそうでした。

 

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5.乾巧の衝撃の事実

5−1 オルフェノクだった!!

555のベルトを使ってたくさんの出演者が555に変身しました。

しかし、変身できるのは基本的にはオルフェノク。

なぜ、乾巧が555のベルトに適合できたのか?

それは物語の最初のころでは謎でした。

 

しかし、実は主人公の乾巧が敵側と同じ存在(オルフェノク)だったという衝撃の事実が明かされます。
仮面ライダーゴーストの場合、始まったばかりの第1話で主人公が死んでしまうというのも衝撃的だったけど、それのと同じ、いやそれ以上の衝撃!!

 

死んでしまった園田真理をスマートブレインの先進技術を借りて蘇らせるために、ラッキークローバーのメンバーになるためにスマートブレインに行った乾匠。

そのためには、スマートブレインの村上社長からまずオルフェノクであることが条件と告げられます。

 

そして、次のシーンで生き返った園田真理と自宅に戻ってくるシーンが。

スマートブレインの力を借りたことは明白・・・。

ということは、匠はオルフェノクになったのか??

 

そういう疑念がある中で、オルフェノクに変身してしまう乾巧。

仲間たちに衝撃が走ります。

 

この時、園田真理を助ける条件として、自分から進んでオルフェノクになったのかと思ったんですが。。。

 

実はもっと衝撃的だったことが。

木場勇治とお前もオルフェノクだったのか・・的な会話をしているシーンで・・

小さい時に既にオルフェノクだったことが明かされます。

 

だから、乾巧は555のベルトに適合できたわけだ!!

この時に、やっと納得。

 

自分もオルフェノクだったのに、オルフェノクを叩き潰すために戦っていた乾巧・・

不思議な存在でした。

 

 

5−2 猫舌の愛すべきキャラ

乾匠はぶっきらぼう。

今までのシリーズの主人公はどちらかというと純粋、人を疑わない、まっすぐっていうキャラが多いんだけど、彼は違ってました。
ひねくれている、どちらかというと嫌な奴。

 

オルフェノクを倒すのも、しぶしぶ付き合うことに

 

唯一、猫舌の木村沙耶が「西洋洗濯舗 菊池」のアルバイトとしてやってきた時、親しみを感じていた様子。

 

彼も極度の猫舌。

 

こちらの2014年に公開された「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」でも年をとってしまった乾巧が出演します。

ラーメン屋でふ〜ふ〜やってラーメンを食べるシーンがあり、年をとってもやっぱり猫舌が治っていませんでしたね(笑)

 

 

 

6.最後までよくわからなかった謎

全編観てみたあとも、最後までよくわからなかった謎がいくつか残りました。

 

1つ目は流星塾の同窓会の夜の出来事で草加はどうだったのかということ
物語の前半で謎に包まれた流星塾の同窓会の夜の出来事。

草加はその夜のことをひた隠しにするのですが、イマイチ、その部分がよくわかりませんでした。

しかも、綾野剛が演じた澤田から仮面ライダーカイザとしての存在だと思われますが、草加のことを「できそこない」と言うんですが、それはどういう意味だったのか??

イマイチ理解ができませんでした。

 

2つ目は物語の最後に出てくるオルフェノクの王だった子供は一体どうなったのかということ

仮面ライダー555では、最後の数回で話が急展開します。

今まで謎だったオルフェノクの王が、スマートブレインが経営する孤児院の子供として出てきます。

その子は最後どうなったのか?

 

戦いが終わった後の最後のシーンで培養液??の中に横たわり、蘇るはず・・と声をかけられたオルフェノクの王。

オルフェノクの王が死んでいなかったので、オルフェノクだった面々も死なずにすんだ??

 

それも、イマイチわかりませんでした。

 

3つ目はスマートブレインはどうなったのかということ。

村上社長が死に、新しい社長になった木場。

最後のシーンでオルフェノクの王を捕まえた木場を555の匠が最後に倒してしまいます。

木場も死んだのか??

 

そして、会社が解体してしまうようなシーンが最後に。

スマートレディーが不安、不服そうな顔をするシーン。

 

さて、木場は死んでしまったのか?

一体このスマートブレインはどうなったのか?

気になります。

 

 

4つ目はオルフェノクである乾巧はどうなるのか?

物語の最後のシーンは乾巧、園田真里、菊池啓太郎の3人で川原で寝転ぶシーンで。

2つ目の謎のオルフェノクの王が実は生きていたので、匠も生き続けることができた??でも、それは物語の中では全く触れられず、なぞのまま平穏なシーンで終わってしまいました。

 

まとめ

仮面ライダー剣のように役者の演技ベタが気になるようなこともなく、適度なコミカルな場面に加えて、謎解き、友情と裏切りなど・・見どころたくさんでした。

しかも、仮面ライダー555は最後のシーンは、仮面ライダー響鬼と同じような爽やかな印象で終わりました。

 

最初の555のビジュアル的な低評価とは裏腹に、ストーリー展開ではずいぶん引き込まれました。

物語としては高得点だった仮面ライダー555。

機会があったら是非観て下さい!!

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